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HOME > ブログ > 呼吸 > 【喫煙が腰痛に繋がる】その原因は口呼吸
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公開日:2019/04/19
更新日:2022/10/23
【喫煙が腰痛に繋がる】その原因は口呼吸
喫煙は口から肺に取り込むことで行われます。
人の呼吸は、鼻から吸って鼻から吐くことが理想とされていますが、喫煙は口から吸う動作が行われます。
この結果、喫煙者の多くは口呼吸が多く、不良姿勢へと繋げています。
骨格や筋肉から考えますと、喫煙者が腰痛に悩まされることは必然的だと考えられます。
では、理由を説明していきます。
1 .喫煙は口呼吸に繋がる
喫煙をするということは、ニコチンや有害物質を体内に取り込むことになります。
ニコチンは依存性が高く、毎日数本を繰り返す吸っていると思います。
これによって、本来は鼻呼吸にあるものが喫煙によって口呼吸に誘導されやすくなります。
関連記事:口呼吸のデメリットとは?自宅で治す方法を解説
呼吸は1日約2万回繰り返し行いますので、2万回のエラー呼吸を繰り返すことに繋がります。
また、喫煙者は吸うことを繰り返し行うため、息を吐く意識が減っていきます。
結果、呼吸筋の機能低下を起こすことに繋がっていきます。
2 .口呼吸と腰痛の関係
喫煙の際に起きている、呼吸筋はどのように活動しているのでしょうか。
まず、呼吸筋の主な筋肉は横隔膜です。
横隔膜は他の筋と違い特殊な筋肉であり、ドーム状になっています。
そのため息を吸った際に横隔膜は緊張の働きが起き、ドーム状から下降します。
逆に息を吐くことによって、元に戻る働きが起き、ドーム状に戻ります。
呼吸に関わる横隔膜について、より細かく解説している関連記事:《腹式呼吸と胸式呼吸》どっちが正しい?本当の呼吸とは
喫煙者は、吸気を行うスペシャリストと言って良いほど、横隔膜を緊張させています。
そのため、横隔膜は緊張状態で止まってしまい、呼気を行うことが難しくなっています。
この状態は、腰を反りあげている姿勢となり腰痛の原因に繋がっていきます。
3 .腰痛の発生を防ぐためには
喫煙者が腰痛を起こさないためには、緊張状態になっている横隔膜の位置を戻す必要があります。
すなわち、呼吸筋の機能を戻すことになります。
肺機能は難しいですので、ここで伝える内容は呼吸筋の機能改善についてです。
喫煙者は、吸うことが得意ですが吐くことが苦手です。
そのため、自宅などで息を吐くトレーニングが必要になります。
呼吸筋のトレーニングの関連記事
浅い呼吸に悩む方必見【3つの呼吸改善トレーニング】
最初は辛いと思いますので、ゆっくり吐く癖をつけましょう。
ゆっくり吐けるようになれば、理想な呼吸筋の働きも獲得が可能です。
短時間では元には中々戻りませんが、3週間〜5週間程度は続けてみて下さい。
呼吸筋の働きは「運動・睡眠・栄養」などに大きな影響を与えます。
理想な呼吸が獲得できれば、身体¥の変化も実感すると思います。
逆に開き直ってしまうと、腰痛以外の代償をおうことにも繋がります。
ケーススタディ
ワタナベ
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2019年4月19日 19:09